专利摘要:

公开号:WO1989000059A1
申请号:PCT/JP1988/000655
申请日:1988-06-30
公开日:1989-01-12
发明作者:Kenichi Yasuda;Hajime Takeuchi
申请人:Terumo Kabushiki Kaisha;
IPC主号:A61M25-00
专利说明:
[0001] 糸田 ル ー ン カ テ ー テ ルお よ びそ の製造方法 利 用 分 野
[0002] 本発明は、 バ ル ー ン カ テ ー テ ルお よ びそ の製造方法 に関 す る も の で あ る 。 背 景 技 術
[0003] バ ル ー ン カ テ ー テ ル は、 主 と し て泌尿器疾患の治療 に使 用 さ れ る 。 そ の 目 的は、 膀胱か ら の尿の排出、 前立腺等の 手術後の圧迫止血、 老人等の括約筋弛緩患者の尿の排出、 腎結石手術後の腎盂か ら 腎瘻管を通 し て の排出、 膀胱洗浄、 尿道洗浄な どであ る 。
[0004] 上記の よ う な 目 的に使用 さ れ る バ ル ー ン カ テ ー テ ル と し て 、 生体適合性が良い シ リ コ ー ン ゴ ム 製の バ ル ー ン カ テ ー テ ル が あ る 。 こ の バ ル ー ン カ テ ー テ ル は 、 第 5 図 に示す よ う に、 体液の排出や薬液等の注入の た め の メ イ ン ル ー メ ン 3 7と 小径の サ イ ド ノレー メ ン 3 8を有 し て い る 。 さ ら に 、 カ テ 一テ ル本体 3 1の先端部の外周面 に は、 生体内留置後 に 、 サ ィ ド ル ー メ ン 3 8を介 し て注入 さ れ る 滅菌水な ど に よ り 膨張 さ れ る ノ ル一 ン 3 4が設け ら れて い る 。 ノ ' ル ー ン 3 4は 、 カ テ 一テ ル本体 3 1と 別 々 に成形 し た も の を、 力 テ 一 テ ル本体 3 1 の外周面 に は め込み、 接着す る こ と に よ り 形成 さ れ る 。 こ の た め 、 力 テ ー テ ル本体 3 1と バ ル一 ン 3 4の両端部 と の 間 に 段差が生 じ る 。 こ の段差は、 掙入お よ び抜去時に生体組織 を傷付け る お そ れがあ る と と も に、 患者に苦痛を与え る こ と があ る 。 そ こ で 、 こ の段差を滑 ら かな斜面に修正 し たバ ル ー ン カ テ ー テ ルを本件出願人は提供 し て い る (特公昭 6 1 - 2 4 0 2 2号、 特公昭 6 1 - 2 4 0 2 3号) 。
[0005] バ ル一 ン カ テ ー テ ル の掙入お よ び抜去時に与え る おそれ の あ る 生体組織への損傷、 お よ び患者に与え る おそ れの あ る 苦痛 と い う 点に お いて は、 上記のバ ル ー ン カ テ ー テ ル に よ り かな り 改善 さ れてい る 。
[0006] し か し 、 上記の ノ ルー ン カ テ ー テ ル は、 ノ ルー ン 3 4がカ テ 一テ ル本体 3 1よ り 外方に拡径 し てい る た め、 バ ル一 ン部分 の掙入部処にお いて、 患者に苦痛を与え る お それがあ る 。 ま たバ ル ー ン 3 4部分が拡-径 し て い る た め、 実際の適用サ イ ズょ り 外径が小 さ い 1 サ イ ズ下のバ ル ー ン 力 テ ー テ ルを使 用せ ざ る を得な い場合があ り 、 体液の排出お よ び薬液の注 入 の効率が悪い と い う 問題点を有 し て い る 。
[0007] そ こ で、 本発明の 目 的は i 、 上記問題点を解決 し 、 カ テ ー テ ル本体の外周面に、 別に;形成 さ れたバル ー ン が固着 さ れ た タ イ プ の パ、 ル ー ン カ テ テ ル に お い て 、 カ テ ー テ ル本体 に固着 さ れたバ ル一 ン部 に お いて も他の 力 テ ー テ ル本体 の部分 と外径が略同一で る ノ ル ー ン カ テ ー テ ルお よ びそ の製造方法を提供す る も であ る 。 発 明 の 開 示
[0008] 本発明は、 互い に並行 し て形成 さ れた先端が閉塞 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し たサ イ ド ル ー メ ン と 、 先 端部付近に該 メ ィ ン ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 側孔を有 す る カ テ ー テ ル本体 と 、 前記側孔の近傍でかつ前記側孔よ り も 該.力 テ ー テ ル本体の基端側の位置に て、 該 カ テ ー テ ル 本体の所定長を囲繞 し かつ前記サ イ ド ル ー メ ン と 連通す る よ う に固着 さ れた バ ル 一 ン と を有す る バ ル一 ン カ テ ー テ ル に お い て 、 前記力 テ ー テ ル本体の前記バ ル一 ン の 固着部お よ びそ の付近は、 前記バ ル ー ン を固着 し た状態 に て該 カ テ 一テ ル本体の他の部分の外径 と 略同一外径 と な る よ う に形 成 さ れた小径部 と な っ て お り 、 該小径部の一部 に前記バル ー ン は固着 さ れて お り 、 さ ら に、 前記バ ル ー ン の両端部 と 該カ テ ー テ ル本体の小径部の両端部間に は、 軟質樹脂が補 填 さ れて い る バ ル ー ン カ テ ー テ ル で あ る 。
[0009] ま た、 本発明は、 互い に並行 し て形成 さ れた先端が開口 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し た サ イ ド ル 一 メ ン と を有す る カ テ ー テ ル本体 と 、 該 カ テ ー テ ル本体の先端部 付近に該カ テ ー テ ル本体の所定長を囲繞 し かつ前記サ イ ド ル ー メ ン と 連通す る よ う に固着 さ れた バ ル ー ン と を有す る バ ル ー ン カ テ ー テ ル に お い て 、 前記カ テ ー テ ル本体の先端 部は、 前記バ ル ー ン を 固着 し た状態に て カ テ ー テ ル本体の 他の部分の外径 と 略同一外径 と な る よ う に形成 さ れた小径 部 と.な っ て お り 、 該小径部の一部 に前記バ ル ー ン は固着 さ れて お り 、 さ ら に、 前記バ ル ー ン の先端 と 該カ テ ー テ ル本 体の先端 と の 間に は、 カ テ ー テ ル本体の先端に向か っ て テ 一パ ー状に縮径す る よ う に軟質樹脂が捕填 さ れて い る バ ル ー ン カ テ ー テ ル で あ る 。
[0010] ま た、 本発明は、 互い に並行 し て形成 さ れた先端が閉塞 し た メ イ ン ル ー メ ンぉ よ び先端が閉塞 し た サ イ ド ル ー メ ン と 、 先端部付近に該 メ イ ン ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 側 孔を有す る カ テ ー テ ル本体 と 、 前記側孔の近傍でかつ前記 側孔ょ り も該カ テ ー テ ル本体の基端側の位置にて該.力 テ ー テ ル本体の所定長を囲繞 し か つ前記サ イ ド ル ー メ ン と 連通 す る よ う に固着 さ れたバ ル ー ン と を有す る バ ル ー ン カ テ ー テ ル の製造方法に お いて、 メ イ ン ル ー メ ン お よ びサ イ ド ル 一メ ン を有 し 、 先端部お よ び本体部が略同一外径の カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを形成す る 工程 と 、 該カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの 先端にて前記 メ ィ ン ル ー メ ン を先端封止部材に て閉塞 し て カ テ ー テ ル本体を形成す る 工程 と 、 前記カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端よ り や や基端側の位置にバ ル ー ン の 固着部 と な る 小径部を形成す る 工程 と 、 前記カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの前記 小径部ま た は小径部 と な る 位置に、 前記サ イ ド ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 連通孔を形成す る 工程 と 、 前記連通孔が 設け ら れた カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの小径部の一部にバ ル ー ン の両端部を固着 し 、 さ ら に該バ ル ー ン の両端部 と該カ テ 一 テ ルチ ュ ー ブの小径部両端部間に溶融状態の軟質樹脂を補 填 し 、 固化 さ せ る 工程 と 、 前記カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端 と 前記小径部 と の 間に前記 メ イ ン ル ー メ ン と 外部 と を連通 す る 側孔を形成す る 工程 と を有す る バ ル ー ン カ テ ー テ ル の 製造方法で あ る 。
[0011] さ ら に、 本発明は、 互い に並行 し て形成 さ れた先端が開 口 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し た サ イ ド ル ー メ ン と を有す'る カ テ ー テ ル本体 と 、 該カ テ ー テ ル本体の先端 部付近に該 カ テ ー テ ル本体の所定長を囲繞 し かつ前記サ イ ド ル ー メ ン と 連通す る よ う に固着 さ れた バ ル ー ン と を有す る バ ル ー ン カ テ ー テ ル の製造方法に お い て、 メ イ ン ル 一 メ ン お よ びサ イ ド ル ー メ ン と 、 該サ イ ド ル ー メ ン と 外部 と を 連通す る 連通孔 と を有 し 、 かつ連通孔を含む先端部が小径 部 と な っ て い る カ テ ー テ ル本体を成形す る 工程 と 、 前記連 通孔が設け ら れた カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの小径部の一部に バ ル ー ン の両端部を固着す る 工程 と 、 固着 さ れたバ ル ー ン の 先端部 と 前記カ テ ー テ ル本体の先端部 と の間 に溶融状態の 軟質樹脂を 力 テ ー テ ル本体の先端 に向か っ て テ ー パ ー状 に 縮怪す る よ う に補填 し 、 固化 さ せ る 工程 と を有す る バ ル 一 ン カ テ ー テ ル の製造方法であ る 。 図面の簡単な説明
[0012] 第 1 図 は、 本発明の バ ル ー ン カ テ ー テ ル の一実施例 の断 面図で あ る 。 第 2 図は、 第 1 図の バ ル ー ン カ テ ー テ ル の I 一 I 線断面図で あ る 。 第 3 図は、 本発明の バ ル ー ン カ テ ー テ ル の他の実施例の断面図で あ る 。 第 4 図 は 、 本発明 の バ ル ー ン カ テ ー テ ル の他の実施例の先端部分の拡大断面図で あ る 。 第 5 図 は、 従来のバ ル ー ン カ テ ー テ ル の断面図で あ 0
[0013] 発明を実施す る ため の最良の形態 本発明の バル一 ン カ テ ー テ ルを図面に示す実施例を用 い て説明す る 。
[0014] 第 1 図お よ び第 2 図に示す実施例のバ ル ー ン カ テー テ ル につ い て説明す る 。
[0015] 本発明の バ ル ー ン カ テ ー テ ル は、 互い に並行 し て形成 さ れた先端が閉塞し た メ イ ン ルー メ ン 1 0お よ び先端が閉塞 し たサ イ ド ル ー メ ン 1 2と 、 先端部付近に メ イ ン ル ー メ ン 1 0と 外部 と を連通す る 側孔 1 3を有す る カ テ ー テ ル本体 1 と 、 側 孔の近傍で側孔 1 3よ り も カ テ ー テ ル本体 1 の基端側の位置 に て カ テ ー テ ル本体 1 の所定長を囲繞 し かつ サ イ ド ル ー メ ン 1 2と 連通す る よ う に固着 さ れたバ ル ー ン 4 と を有 し て い る 。 さ ら に、 カ テ ー テ ル本体 1 のバ ル ー ン 4 の固着部お よ びそ の付近は、 バル ー ン 4 を固着 し た伏態にて カ テ ー テ ル 本体 1 の他の部分の外径 と略同一外径 と な る よ う に形成 さ れた小径部 7 で あ り 、 小径部 7 の一部にパ ル ー ン 4 は固着 さ れてお り 、 さ ら に、 バ ル ー ン 4 の両端部 と カ テ ー テ ル本 体 1 の小径部 7 の両端部間 に は、 軟質樹脂 8 が補填さ れて い る 。
[0016] 具体的に説明す る と 、 本発明の パル 一 ン カ テ ー テ ル は 、 力 テ ー テ ノレチ ュ ー ブ 2 と 、 こ の カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の一 方の開口端に取 り 付け ら れて い る 先端封止部材 3 と か ら な る カ テ ー テ ル本体 1 と 、 バ ル ー ン 4 と 、 カ テ ー テ ル本体 1 の他端側に取 り 付け ら れて い る コ ネ ク タ 部材 5 と を有 し て い る 。
[0017] こ れ ら の各部材は、 可撓性合成樹脂 ま た は ゴ ム に よ り 形成 さ れて お り 、 可撓性合成樹脂 と し て は、 軟質塩化 ビ ニ ル樹 脂、 ポ リ オ レ フ イ ン エ ラ ス ト マ一、 ポ リ ア ミ- ド エ ラ ス ト マ ― 、 ポ リ ス チ レ ン系 エ ラ ス ト マ 一 な どが好適 に使用で き る 。 ゴ ム と し て は 、 シ リ コ ー ン ゴ ム 、 ブ チ ル ゴ ム 、 イ ソ プ レ ン ゴ ム 、 ス チ レ ン .ブ タ ジ エ ン ゴ ム な どが好適に使用で き る 。 特に、 好ま し く は、 シ リ コ ー ン ゴ ム であ る 。 シ リ コ ー ン ゴ ム と し て は、 M — 200、 200% モ ジ ュ ラ ス 50〜 70/f2/c2z 2程度 の も の が好ま し い。
[0018] カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 は 、 メ イ ン ノレ ー メ ン 丄 0と サ イ ド ノレ ー メ ン 12と を並行 し て有 し て お り 、 押 し 出 し成形等に よ り 成 形 さ れ る 。
[0019] メ イ ン ル ー メ ン 1 Gは、 一端か ら 他端 にわ た り 開通 し て い る 。 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端部付近の側面 に は、 側孔 13が 形成 さ れて い る 。 メ イ ン ル ー メ ン 10は、 側孔 13に よ り 、 外 部 と 連通 し て い る 。 サ イ ド ル 一 メ ン 12は 、 メ イ ン ル 一 メ ン 10を形成す る 力 テ ー テ ノレ チ ュ ー ブ 2 の壁内 に メ ィ ン ル ー メ ン 1 Qに沿 っ て設 け ら れて い る 。 先端封止部材 3 は、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端側の開口端 に 固着 さ れ、 メ イ ン ル ー メ ン 1 0の先端開口を閉塞 し て い る 。 先端封止部材 3 は、 第 1 図 に示すよ う に、 頭部 と 軸部 と か ら な つ て い る 。 頭部.は そ の後端がカ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の外径 と ほ ぼ等 し い外径 で後端か ら前方に向か っ て半球状、 弾丸状等の湾曲面を形 成 し てい る 。 軸部は、 .頭部の後端か ら カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ の軸方向後方に向か っ て延び.、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の メ イ ン ル ー メ ン 1 0の内径 と ほぼ等 し い外径を有 し てお り 、 側 孔 1 3に至 ら な い深 さ ま で嵌揷 さ れて い る 。 よ り 好ま し く は、 X線造影剤を混入 し た樹脂に よ り 形成 さ れた先端封止部材 を そ の最大外径が、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端部の外径 よ り 若干小 さ く 形成 し 、 先端封止部材を カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 に取 り 付けた と き カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ と先端封止部材 と の間に段差が生 じ る よ う に設け る 。 さ ら に こ の段差部分 に、 X線造影剤が混入 さ れて い な い合成樹脂を補填 し 、 先 端に向か う ほ ど肉薄 と な る被膜を形成す る こ -と であ る 。 こ の よ う にす る こ と に よ り 、 先端部分にお いて も X線造影機 能を有 し 、 かつ X線造影剤が外面に ほ と ん ど露出 し て い な い も の と す る こ と がで き る 。 よ っ て、 生体掙入時に、 X線 造影剤のザ ラ ツ キ に よ る 、 生体組織への損傷、 お よ び患者 へ の苦痛を緩和す る こ と がで き る 。 先端封止部材に被膜を 形成す る 場合、 そ の被膜の形成に使用 さ れ る 台成樹脂 と し て は、 硬化後の体積収縮が少な く 、 寸法安定性が良好で、 弾性を有 し 、 かつ先端封止部材お よ びカ テ ー テ ル本体に対 し て接着性を有す る も の を用い る こ と が好ま し い。 ま た、 前記先端封止部材を構成す る 材質 と 同等の弾性を有す る も の で あ る こ と が好 ま し く 、 ポ リ ウ レ タ ン 、 プ チ ノレ ゴ ム 、 ァ ク リ ル樹脂、 軟質塩化 ビ ニ ル樹脂お よ び シ リ コ ー ン ゴ ム な どが好適 に使用で き る 。
[0020] そ し て、 カ テ ー テ ル本体 1 の側孔 1 3よ り やや基端側の位置 に サ イ ド ル ー メ ン 1 2と 外部 と 連通す る バル 'ー ン用連通孔 1 5 が穿設 さ れて い る 。 こ の連通孔 1 5の付近は、 後述す る バ ル ー ン 4 の固着部であ り 、 'こ の部分の カ テ ー テ ル本体 1 の外 怪は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の他の部分 よ り 小径であ る 小 径部 7 と な っ て い る 。 小径部 7 は、 バ ル ー ン 4 を被嵌 し た . 状態に て 、 カ テ ー テ ル本体の他の部分 と 略同一外径 と な る よ う に 、 バ ル ー ン の肉厚分 と ほ ぼ等 し い厚 さ 分だ け小径 と な っ て い る 。
[0021] バ ル ー ン 4 は、 カ テ ー テ ル本体 1 の小径部 7 の外径 と ほ ぼ 等 し い内径を有す る 短円筒状に形成 さ れて お り 、 力 テ 一 テ ル本体 1 の小径部 7 上に、 連通孔 1 5を覆 う よ う に被嵌 さ れ て い る 。 ま た、 バ ル ー ン 4 の両端内面は、 接着剤に よ り 液 密に密閉 さ れて固着 さ れて い る 。 バ ル ー ン 4 が固着 さ れた 状態に て、 カ テ ー テ ル本体 1 は、 他の部分 と 略同一外径 と な っ て い る 。 バ ル ー ン 4 の両端部 と カ テ ー テ ル本体 1 の小 径部 7 の両端部間 に は、 軟質樹脂 8 が補填 さ れて い る 。 軟 質樹脂 と し て は、 硬化後の体積収縮が少な く 、 寸法安定性 が良好で、 弾性を有 し 、 かつ カ テ ー テ ル本体 に対 し て接着 性を有す る も の を用 い る こ と が好 ま し い。 ま た、 力 テ ー テ ル本体を構成す る 材質 と 同等の弾性を有す る も の であ る こ と が好ま し く 、 ポ リ ウ レ タ ン 、 ブ チ ル ゴ ム 、 イ ソ プ レ ン ゴ ム 、 ア ク リ ル樹脂、 お よ び シ リ コ ー ン ゴ ム な ど が好適に使 用 で き 、 特 に カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ材料 と 同質 の も の が好ま し い。 ま た、 パ ル ー ン 4 は、 シ リ コ ー ン ゴ ム にて形成す る こ と が好ま し い。 特に、 カ テ ー テ ル-チ ュ ー ブが シ リ コ ー ン ' ゴ ム製の場合は 、 シ リ コ ー ン ゴ ム が好ま し い。 さ ら に、 ノ 、 ル 'ー ン 4 は、 均一に膨張す る こ と が好ま し く 、 そ の た め に 肉厚を高精度に均一にす る こ と が好ま し い。 シ リ コ ー ン ゴ ム を用い る 場合は、 そ の物性値が、 M - 3 0 0、 3 0 0 % モ ジ ュ ラ ス 5〜 1 0 ^/c 2、引張破断伸度 6 0 0〜 1 2 0 0 % の シ リ コ 一 ン ゴ ム を用い る こ と が望 ま し い。 さ ら に、 ノ ル ー ン 4 は、 内 面に周方向に無端な数本の線状 リ ブ (図示 し な い) を設け、 バ ル 一 ン の内面が力 テ ー テ ル本体の小径部の外面に密着 し な い よ う に し て も よ い。
[0022] カ テ ー テ ル本体 1 の サ イ ド ル ー メ ン 1 2の先端は 、 閉塞 し て お り 、 連通孔 1 5を介 し て、 パ ル ー ン 4 内 と の み連通 し て い る 。 サ イ ド ル ー メ ン 1 2の先端の閉塞は、 前述の先端封止部 材 3 に よ っ て行 っ て も よ い。 ま た、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 を押 し 出 し な ど に よ り 形成す る と き に、 サ イ ド ル 一 メ ン 1 2 が先端ま で開口せず、 先端よ り や や後方の位置か ら 形成 さ れた も 'の を用 いて も よ い。 好ま し く は、 第 1 図 に示す よ う に 、 サ イ ド ル 一 メ ン 1 2内に、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端 開口端か ら側孔 1 3を越え る 位置に至 る ま での部分に充填剤 2 0を封入 し て、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2の先端部を 目止めす る こ と に よ り 閉塞す る こ と で あ る 。 こ の 目止め は、 側孔 1 3の後 端を越え て連通孔 1 5付近に至 る ま で行 う こ と が好適であ る 。 こ の よ う な 目止め用充填剤 2 (3と し て は、 硬化後の体積収縮 が少な く 、 寸法安定性が良好で、 弾性を有 し 、 かつ カ テ ー テ ル本体 1 に対 し て接着性を有す る も の で あ る こ と が好ま し い。 ま た、 カ テ ー テ ル本体を構成す る 材質 と 同等 ま た は そ れ以上の硬度を有す る も の であ る こ と が好 ま し い。 一例 を挙げ る と 、 ポ リ ウ レ タ ン 、 プチ ノレ ゴ ム 、 ア タ リ ル樹脂、 可撓性塩化 ビ ニ ル樹脂、 お よ び シ リ コ ー ン ゴ ム な どが好適 に使用で き 、 特に カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ材料 と 同質の も の が 好 ま し い。 例え ば、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ力く シ リ コ ー ン ゴ ム 製の場合 は、 シ リ コ ー ン ゴ ム が好ま し い。 サ イ ド ル 一 メ ン 1 2内に、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端開口端か ら 側孔 1 3を 越え る 位置に至 る ま で の部分に充填剤 2 Qを封入す る こ と に よ り 、 側孔 1 3部分で カ テ ー テ ル本体 1 が折れ曲が る こ と を 防止で き る 。 特に、 充填剤 と し て、 カ テ ー テ ル本体を構成 す る 材質よ り も高い硬度を有す る も の を用 い れば、 折れ曲 が り 防止効果は よ り 向上す る 。
[0023] ま た、 第 2 図に示す よ う に、 力 テ ー テ ノレ チ ュ ー ブ 2 の メ ィ ン ル ー メ ン 1 0を形成す る 内壁中 に X線造影線 2 3を埋設す る こ と が好ま し い。 特 に 、 先端封止部材 3 に X線造影剤が 混入 さ れて い る 場合に は 、 X線造影時に、 先端封止部材 3 結石 と を明確に 区別す る こ と がで き る 。 コ ネ ク タ 部材 5 は、 カ テ ー テ ル本体 1 の後端に固着さ れ て お り 、 液注排出路 1 6と 、 バ ル ー ン膨張流体注入路 1 8を有 し て い る 。 液注排出路 1 6の開口部 1 6 aの内面は、 開口端方 向に大径 と な る テ ー パ ー伏 と な っ て い る 。 パ ル ー ン膨張液 体注入路 1 8は、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2と 連通 し て い る 。 そ .し て、 液-体注入路 1 8の端部大径部内に は、 逆止弁 1 7が強制嵌入さ れてい る 。 逆止弁 1 7は、 常時は コ イ ルばね 1 7 a に よ り 弁体 1 7 b が弁筐の弁座に押 さ れて閉塞状態 と な っ てい る 。
[0024] 次に、 本発明のバ ル一 ン カ テ ー テ ル の製造方法に つ い て 説明す る 。
[0025] 本発明の製造方法は、 互い に並行 して形成 さ れた先端が閉 塞 し た メ イ ン ル ー メ ン 1 0お よ び先端が閉塞 し たサ イ ド ル一 メ ン 1 2と 、 先端部付近に メ ィ ン ル ー メ ン 1 0と 外部 と を連通 す る 側孔 1 3を有す る カ テ ー テ ル本体 1 と 、 側孔 1 3の近傍で かつ側孔 1 3よ り も カ テ ー テ ル本体 1 の基端側の位置にて 力 テ 一 テ ル本体 1 の所定長を囲繞 し かつ サ イ ド ル 一 メ ン 1 2と 連通す る よ う に固着 さ れたバ ル ー ン 4 と を有す る バ ル ー ン カ テ ー テ ル の製造方法であ り 、 メ イ ン ル ー メ ン 1 0お よ びサ ィ ド ル ー メ ン 1 2を有 し 、 先端部お よ び本体部が略同一外径 の カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 を形成す る 工程 と 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端にて メ イ ン ル ー メ ン 1 0を先端封止部材 3 に て 閉塞 し て カ テ ー テ ル本体 1 を形成す る 工程 と 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端 よ り や や基端側の位置に設け ら れ る バル — ン 4 の 固着部 と な る 小径部 7 を形成す る 工程 と 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの小径部 ま た は小径部が形成 さ れ る 位置に サ ィ ド ル ー メ ン 1 2と 外部 と を連通す る 連通孔 1 5を設け る 工程 と 、 連通孔 1 5が設け ら れた カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の小径部 7 に バ ル ー ン 4 を固着 し 、 さ ら に バ ル ー ン 4 の両端部 と 力 テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の小径部 7 の両端部間 に溶融状態の軟 質樹脂 8 を捕填 し 、 固化 さ せ る 工程 と 、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端 と 小径部 7 と の間に メ ィ ン ル ー メ ン 1 0と 外部 と を連通す る 側孔 1 3を形成す る 工程 と を有す る も のであ る 。 そ こ で、 各工程 につ いて説明す る 。
[0026] 最初 に、 メ イ ン ル ー メ ン 1 0お よ びサ イ ド ル ー メ ン 1 2を有 し 、 先端部お よ び本体部が略同一外径の カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 を形成す る 。 こ の カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の成形 は 、 押 し 出 し成形、 金型成形な ど公知の方法に よ り 行 う こ と がで き る 。 好 ま し く は、. メ イ ン ル ー メ ン お よ びサ イ ド ル ー メ ン と な る 部分に気体を導入 し つ つ、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブを形成す る 樹脂を溶融状態にて、 口金 (例 え ば環状の 口金) よ り 押 し 出 し 、 成形す る こ と で あ る 。 ま た、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の メ ィ ン ル ー ン 1 0を形成す る 内壁中 に X線造影線 2 3を埋 設す る こ と が好 ま し い。 こ の方法 と し て は、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 と 同材質の樹脂に X線造影剤を添加混練 し た線を あ ら か じ め作 り こ れ を カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の押 し 出 し成 形時に同時に押 し 出す こ と に よ り 行 う こ と がで き る 。 あ る い は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 と 同材質の樹脂 に X線造影剤 を添加混練 し た も の を カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の押 し 出 し と 同 時に そ の壁中に押 し 出 し て一体成形す る こ と に よ つ て も 行 う こ と がで き る 。
[0027] カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 を形成 し た後、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端にて メ イ ン ル ー メ ン 1 0を先端封止部材 3 に て 閉塞 し て カ テ ー テ ル本体 1 を形成す る 。 こ の工程は、 予め成形 し た先端封止部材 3 を 力 テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端開口端 に嵌入 し、、 接着剤な ど に よ り 固着す る こ と に よ り 形成す る 。 よ り 好ま し ぐ は、 X線造影剤を混入 し た先端封止部材を そ の最大外径が、 力 テ ー テ ルチ ュ 一 ブ 2 の先端部の外径よ り 若干小さ く 形成 し 、 先端封止部材を カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 に取 り 付けた と き カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ と先端封止,部材 と の 間 に段差が生 じ る よ う に設け る 。 さ ら に こ の段差部分に、 X線造影剤が混入 さ れて い な い合成樹脂を補填 し 、 先端に 向か う ほ ど肉薄 と な る 被膜を形成す る こ と であ る 。 こ の方 法 と し て は、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の先端に先端封止部材を 固着 し た後、 モ ー タ ー と 連動す る 芯金を メ イ ン ル ー メ ン に 揷入 し て カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを回転 さ せ つ つ カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ と先端封止部材 と の段差部分に溶融状態の合成樹脂を 所望量滴下 し た後回転を続行 さ せた ま ま 段差の背面か ら ェ ァ ノ ズルな どを用いて エ ア 一 を溶融状態の樹脂を吹 き 付け、 先端側に向か う ほ ど肉薄 と な る 被膜を形成 さ せ る こ と に よ り 行 う こ と がで き る 。
[0028] そ し て、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端よ り や や後端側 に設 け ら れ る バ ル ー ン 4 の固着部 と な る 小径部 7 を形成す る 。 こ の工程は、 上記の先端封止部材 3 を 力 テ 一 テ チ ュ ー ブに 固着する 前に行 っ て も よ い。 こ の小径部 7 の形成 は、 カ テ 一テ ルチ ュ ー ブの研摩、 化学的処理、 熱処理、 引 き 伸ば し な ど ま た は そ れ ら の組み合わせ に よ り 行 う こ と がで き る 。 小径部 7 は、 バ ル ー ン 4 を被嵌 し た状態に て、 他の カ テ ー テ ル本体部分と 略同一外径 と な る よ う に、 パ、ル ー ン の 肉厚 分 と ほぼ等 し い厚 さ 分だ け小径 と す る 。
[0029] 小径部の形成方法につ い て説明す る 。
[0030] 研摩に よ る 方法 と し て は、 例 え ば、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ内 に芯金を掙入 し て、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを芯金 と と も に回 転 さ せ、 小径部 と な る 部分 に、 砥石を当てて、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブを全周 に わた り 、 後 に被着 さ れ る バ ル ー ン の肉厚 分 と ほ ぼ等 し い厚 さ 分だ け削 り 取 る こ と に よ り 行 う 。
[0031] 化学的処理に よ る 方法 と し て は、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブを形 成す る材質を溶解可能な溶剤を用 いて、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の小径部 と な る 部分 に、 上記溶剤を塗布 し 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブを全周 にわた り 、 後 に被着 さ れ る バ ル ー ン の肉厚 分 と ほ ぼ等 し い厚 さ 分だ け溶解、 除去す る こ と に よ り 行 う 。 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブが、 例 え ば ウ レ タ ン樹脂 に よ り 形成 さ れて い る 場合は、 溶剤 と し て は、 例え ば テ ト ラ ヒ ド ロ フ ラ ン を用 い る こ と がで き る 。
[0032] 熱処理に よ る 方法 と し て は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ を形成す る 材料が、 塩化 ビ ュ ル樹脂、 熱可塑性 ウ レ タ ン樹脂、 ポ リ ォ レ フ ィ ン エ ラ ス ト マ 一 、 ポ リ ア ミ ド エ ラ ス ト マ一、 ポ リ ス チ レ ン系エ ラ ス ト マ 一 な どの熱可塑性樹脂の場合に行 う こ と がで き る 。 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ内に芯金を掙入 し 、 小 径部 と な る部分を熱型を用いて 力 テ ー テ ルチ ユ ー ブの全周 にわた り 溶融 さ せ、 後に被着 さ れる バ ル ー ン の肉厚分 と ほ ぼ等 し い厚 さ分だ け溶か し取る こ と に よ り 行
[0033] 引 き 伸ば し に る 方法 と して は、 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブが、 シ リ コ ー ン ゴ ム に よ り 形成 さ れ る 場合に、 力 テ ー テ ル チ ュ ー ブを押出成形す る 際に、 半加硫状態の時に、 小径部 と な る 部分の み引 き 伸ば して、 後に被着 さ れる バノレ 一 ン の肉厚 分 と ほぼ等 し い厚 さ分だけ外径を細 く す る こ と に よ り 行 う ま た、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを形成す る 材料が、 熱可塑性櫧 脂の場合に、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ内に芯金を挿入 し 、 小径 部 と な る 部分を加熱 し 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの全周 にわた り 溶融 さ せ、 こ の部分の カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを引 き 伸ば し す こ と に よ り 後に被着 さ れ る バ ル ー ン の肉厚分 と ほ ぼ等 し い厚 さ 分だけ外径を細 く する こ と がで き る 。 小径部の形成 方法 と して は、 引 き伸ば し ま たは研磨に よ る 方法が好ま し い„
[0034] 次に、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端よ り やや基端側の位置に バ ル ー ン 4 と サ イ ド ル 一 メ ン 1 2と を連通す る 連通孔 1 5を設 け る 。 こ の工程は、 上記の小径部 7 を形成す る 工程およ び 先端封止部材 3 を 固着す る 工程の前に行 っ て も よ い。 連通 孔 1 5は、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の外方 よ り サ イ ド ル ー メ ン 1 2と連通す る 孔を穿設す る こ と に よ り 形成 さ れ る 。 次に、 連通孔 1 5お よ び小径部 7 が形成 さ れた カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 に ノ、、 ル ー ン 4 を固着 し 、 さ ら に ノ、、 ル ー ン 4 の両端部 と 力 テ ー テ ル チ ュ 一 ブ 2 の小径部 7 の両端部間に溶融状態 の軟質樹脂 8 を補填 し 、 固化 さ せ る 。 こ の工程 も先端封止 部材 3 を固着す る 工程の前に行 っ て も よ い。
[0035] バル ー ン 4 は、 カ テ ー テ ル本体 1 の小径部 7 の外径 と ほ ぼ 等 し い内径を有す る 短円筒,状の も の を予め合成樹脂 (例え ば、 シ リ コ ー ン ゴ ム ) に て成形す る 。 そ し て 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの小径部 7 上 に かつ連通孔 1 5を覆 う よ う に、 バル ー ン 4 を被嵌 し 、 両端内面を接着剤に よ り 液密に 固着す る 。 ノ ル 一 ン 4 が固着 さ れた状態に て、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブは、 他の部分 と 略同一外径 と な っ て い る 。 そ し て、 バ ル ー ン 4 の両端部 と カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの小径部 7 の両端部間に、 溶融状態の軟質樹脂を補填す る 。 好ま し く は、 モ ー タ ー と 連動す る 芯金 を メ ィ ン ル ー メ ン に揷入 し て カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ を回転 さ せ つ つ バ ル ー ン 4 の両端部 と 力 テ ― テ ノレ チ ュ ー ブ の小径部 7 の両端部間 に補填 し 、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 全体が略同一外径 と な る よ う に形成す る 。 よ り 好 ま し く は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを回転 さ せつ つ 合成樹脂を補填す る と と も に、 補填 さ れた溶融状態の 合成樹脂に エ ア ー ノ ズル な どを用 いて エ ア ー を吹 き 付 け合成樹脂を両端部間全周 に均 一に補填す る こ と であ る 。 合成樹脂 と し て は、 硬化後の体 積収縮が少な く 、 寸法安定性が良好で、 弾性を有 し 、 かつ 前記カ テ ー テ ル本体に対 し て接着性を有す る も の を用 い る こ と が好ま し い。 ま た、 カ テ ー テ ル本体を構成す る 材質 と 同等の弾性を有す る も の であ る こ と が好ま し く 、 ポ リ ウ レ タ ツ 、 ブチ ル ゴ ム 、 ア ク リ ル樹脂、 塩化 ビ ュ ル樹脂お よ び シ リ コ ー ン ゴ ム な どが好適に使用で き 、 特 に カ テ ー テ ルチ ュ
[0036] — ブ材料 と 同質の も のが好ま し い。 例え ば、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブが シ リ コ ー ン ゴ ム製の場合は、 シ リ コ ー ン ゴ ム が好ま し い。 シ リ コ ー ン ゴ ム と し て は、 室温硬化型 ( R T V ) シ リ コ ー ン ゴ ム が、 好ま し く .、 1 液型、 2 液型の いずれで も よ い。 2 液型の も の と し て は、 原料モ ノ マ ー な い し オ イ ル に ビ ュ ル基お よ び/ま た は水素を含み、 混合後 C 一 H 間で 架橋 し て 2 次元ポ リ マ ーで あ る 固形状の ゴ ム と な る も のが 一般的であ る 。 例えば、 2 液型の R T V シ リ コ ー ン ゴ ム と し て は 、 ビ ュ ル メ チ ル シ ロ キ サ ン と メ チ ルハ イ ド ロ ジ ヱ ン シ ロ キ サ ン の重合体が好ま し い。 な お、 こ れ ら の硬化架橋 に際 し て 'は、 白金族金属の単体、 酸化物、 化合物等、 例え ば塩化白金酸な どが用い ら れて い る 。 ま た、 そ の硬化温度 は、 2 0 °C〜 3 0 °C程度であ る 。
[0037] そ し て、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端 と 小径部 7 と の 間の 位置に メ ィ ン ル ー メ ン 1 0と外部 と を連通す る 側孔 1 3を形成 す る 。 こ の工程は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ成形後であ ればい つ行 っ て も よ い。
[0038] 側孔 1 3は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ の外方よ り メ ィ ン ル ー メ ン と連通す る 孔を穿設す る こ と に よ り 形成 さ れ る 。
[0039] 次に、 第 3 図に示す実施例 の バ ル ー ン カ テ ー テ ル につ い て説明す る 。
[0040] 本発明の バ ル ー ン カ テ ー テ ル は、 互い並行 し て形成 さ れ た先端が開 口端 2 2と な っ て い る メ イ ン ル ー メ ン 1 0お よ び先 端が閉塞 し たサ イ ド ル ー メ ン 1 2と を有す る カ テ ー テ ル本体 1 と 、 カ テ ー テ ル本体 1 の先端部付近に カ テ ー テ ル本体の 所定長を囲繞 し かつ サ イ ド ル ー メ ン 1 2と 連通す る よ う 'に固 着 さ れた バ ル ー ン 4 と を有す る ノ、 ル ー ン カ テ ー テ ノレ で あ り 、 さ ら に カ テ ー テ ル本体 1 の先端部は、 バ ル ー ン 4 を 固着 し た状態にて 力 テ ー テ ル本体 1 の他の部分の外径 と 略同一外 怪 と な る よ う に形成 さ れた小径部 7 と な っ て お り 、 バ ル 一 ン 4 は、 小径部 7 の一部 に固着 さ れて お り 、 さ ら に バ ル 一 ン 4 の先端 と カ テ ー テ ル本体 1 の先端 と の 間 に は、 カ テ ー テ ル本体 1 の先端に向か っ て テ ー パ ー状 に縮径す る よ う に 軟質樹脂 8 が補填 さ れて い る 。
[0041] 具体的 に説明す る と 、 本発明に よ る バ ル ー ン カ テ ー テ ル は、 カ テ ー テ ル本体 1 を形成す る カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 と 、 バ ル ー ン 4 と 、 カ テ ー テ ル本体 1 の後端側に取 り 付け ら れ て い る コ ネ ク タ 部材 5 と を有 し て い る 。 こ れ ら の各部材は、 可撓性合成樹脂 ま た は ゴ ム に て形成 さ れて い る 。 可撓性合 成樹脂お よ び ゴ ム と し て は、 第 1 図 に示 し た実施例の説明 に お い て述べた も のが好適 に使用で き る 。
[0042] カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 は 、 メ イ ン ノレ ー メ ン 1 0と サ イ ド ル — メ ン 1 2と を並行 し て有 し て お り 、 押 し 出 し成形等 に よ り 成形 さ れ る 。 メ イ ン ル ー メ ン 1 0は、 一端か ら 他端 に わ た り 開通 し てい る 。 さ ら に、 先端部付近の側面に、 外部 と 連通 す る 側孔 1 3を穿設 し て も よ い。 サ イ ド ルー メ ン 1 2は、 メ イ ン ル ー メ ン 1 0を形成す る カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ壁内に メ イ ン ル ー メ ン 1 0に沿 っ て設け ら れて い る 。 そ し て、 カ テ ー テ ル 本体 1 の先端よ り やや後端側の位置にサ イ ド ルー メ ン 1 2と 外部 と連通す る バル ー ン用連通孔 1 5が穿設 さ れて い る 。 こ の連通孔 1 5付近よ り や や後端側の位置よ り 力 テ ー テ ル本体 1 の先端ま での部分は、 カ テ ー テ ル本体 1 の他の部-分の外 径よ り 小径であ る 小径部 7 と な っ てい る 。 こ の小径部 7 は、 バル一 ン 4 の被嵌 し た状態にて、 カ テ ー テ ル本体の他の部 分 と略同一外径 と な る よ う に、 バルー ン の肉厚分 と ほ ぼ等 し い厚 さ分だ け小径 と さ れて い る 。
[0043] バ ル ー ン 4 は、 カ テ ー テ ル本体 1 の小径部 7 の外径 と ほ ぼ 等 し い內径を有す る 短円筒状に形成 さ れて お り 、 力 テ ー テ ル本体 1 の小径部 7 上にかつ連通孔 1 5を覆 う よ う に被嵌 さ れて、 両端内面を接着剤 に よ り 液密に密閉 さ れて固着 さ れ てい る 。 バ ル ー ン 4 が固着 さ れた状態にて、 カ テ ー テ ル本 体 1 は、 他の部分 と略同一外径 と な っ て い る 。 バ ル ー ン 4 の先端 と カ テ ー テ ル本体 1 の先端ま での間に は、 力 テ ー テ ル本体 1 の先端に向か っ て テ ー パ ー状に縮径す る よ う に軟 質樹脂 8 が補填 さ れて い る 。 こ の よ う に 、 バ ル ー ン 4 の前 方をな だ ら かな テ ー パ ー面 と す る に よ り 、 生体内への バ'ル ー ン カ テ ー テ ル の揷入が容易な も の と な る 。 軟質樹脂 8 お よ びパ ル ー ン 4 の材質 と し て は、 第 1 図 に示 し た実施例 の 説明に お い て述べた も の が好適 に使用で き る 。 さ ら に、 バ ル ー ン 4 は、 内面に周方向に無端な数本の線状 リ ブ (図示 し な い) を設け、 バル ー ン の内面がカ テ ー テ ル本体の小径 部の外面に密着 し な い よ う に し て も よ い。
[0044] さ ら に 、 カ テ ー テ ル本体 1 の先端を、 軟質樹脂 8 に よ り 形 成 さ れた テ ー パ ー面 と 連続す る よ う に テ ー パ ー状に縮径す る 湾曲部 6 と す る こ と が好 ま し い。 こ の よ う にす る こ と こ と に よ り 、 バル ー ン 4 よ り 前方の全体が連続 し た テ ー パ ー 面 と な り 生体内へ の挿入がよ り 容易 と な る 。 さ ら に、 第 4 図に示す よ う に、 バ ル ー ン 4 の後端 と 小径部 7 の後端 と の 間 に凹部 9 が形成 さ れて い る よ う な場合 に は、 - こ の凹部 9 に も 軟質樹脂 8 を補填 し 、' バ ル ー ン 4 よ り 後端側に お い て も 、 外径が略同一 と な る よ う にす る こ と が好 ま し い。 凹部 9 に補填す る 軟質樹脂 8 は、 上述 し た バル ー ン 4 の先端の 補填 に用 いた も の が好適に使用で き る 。
[0045] カ テ ー テ ル本体 1 の サ イ ド ル ー メ ン 1 2の先端は、 閉塞 し て お り 、 連通孔 1 5を介 し て、 バ ル ー ン 4 内 と の み連通 し て い る 。 サ イ ド ル ー メ ン 1 2の先端の閉塞は、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 を押 し 出 し な ど に よ り 形成す る と き に、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2が先端 ま で開口せず、 先端よ り や や後方の位置か ら形 成 さ れた も の を用い て も よ い。 好 ま し く は、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2内 に 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端開口端よ り 充填剤 2 0を封入 し て、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2の先端部を 目止めす る こ と に よ り 閉塞す る こ と が好ま し い。 側孔 1 3を設 け る 場合 は、 こ の 目止め は、 側孔 1 3の後端を越えて連通孔 1 5付近に至 る ま で行 う こ と が好適であ る 。 こ の よ う な 目止め用充填剤 2 0 と し て は、 第 1 図に示 し た実施例の説明に おいて述べた も の が好適に使用で き る 。 サ イ ド ルー メ ン 1 2内に、 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端開口端か ら側孔 1 3を越え る 位置に至 る ま で の部分に-充填剤 2 2を封入す る こ と に よ り 、 側孔 1 3部分 で カ テ ー テ ル本体 1 が折れ曲が る こ と を防止で き る 。 充填 剤 と し て、 カ テ ー テ ル本体を構成す る材質よ り 高い硬度を 有す る も の を用いれば、 折れ曲が り 防止効果は よ り 向上す る 。 ま た、 第 3 図に お け る バル ー ン カ テ ー テ ルを連通孔 1 5 部分にて切断 し た断面図は、 第 2 図 と 同 じ であ る 。 そ し て、 第 2 図 に示 さ れ る よ う に、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の メ イ ン ル ー メ ン 1 0を形成す る 内壁中 に X線造影線 2 3が埋設 さ れて い る こ と が好ま し い。
[0046] コ ネ ク タ 部材 5 につ い て は、 第 1 図に示 し た実施例 と 同 じ であ る 。
[0047] 次に、 本発明のバル ー ン カ テ ー テ ル の製造方法につ いて 説明す る 。
[0048] 本発明の製造方法は、 互い並行 し て形成 さ れ先端が開口 し た メ ィ ン ル ー メ ン 1 0お よ び先端が閉塞 し たサ イ ド ル ー メ ン
[0049] 1 2と を有す る カ テ ー テ ル本体 1 と 、 カ テ ー テ ル本体 1 の先 端部付近に カ テ ー テ ル本体 1 の所定長を囲繞 し かつ サ イ ド ル ー メ ン 1 2と連通す る よ う に固着 さ れたバ ル ー ン 4 と を有 す る バ ルー ン カ テ ー テ ル の製造方法であ り 、 メ イ ン ル ー メ ン 1 0お よ びサ イ ド ル ー メ ン 1 2と 、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2と 外部 と を連通す る 連通孔 1 5と を有 し 、 かつ連通孔 1 5を含む先端 部が小径部 7 と な っ て い る カ テ ー テ ル本体 1 .を成形す る ェ 程 と 、 連通孔 1 5が設け ら れた カ テ ー テ ル本体 1 の小怪部 7 の一部にバ ル ー ン 4 を固着す る 工程 と 、 固着 さ れた バ ル一 ン 4 の先端部 と カ テ ー テ ル本体 1 の先端部 と の 間 に溶融状 態の軟質樹脂 8 を カ テ ー テ ル本体 1 の先端 に 向か っ て テ ー パ ー状 に縮径す る よ う に補填 し 、 固化 さ せ る 工程 と を有す る も の で あ る 。
[0050] そ こ で、 各工程 に つ い て説明す る 。
[0051] カ テ ー テ ル本体 1 を成形す る 工程は、 例 え ば最初 に先端か ら 後端 ま で開口 し た メ イ ル ー メ ン 1 0お よ びサ イ ド ル ー メ ン 1 2を有す る カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 1 を成形す る 工程 と 、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2の先端を閉塞す る 工程 と 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端部を小径部 7 と す る 工程 と 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端部に サ イ ド ル ー メ ン 1 2と 連通す る 連通孔を形成 す る工程 と に よ り 形成す る こ と が考え ら れ る 。 尚、 上記ェ 程の順序 と し て は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の形成後で あ れ ば、 そ の他の工程は、 どの よ う な順序で行 っ て も よ い。 さ ら に、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2を閉塞す る 工程は、 後述す る バ ル ー ン を固着す る 工程お よ び / ま た は後述す る 軟質樹脂を補 填す る 工程の後 に行 っ て も よ い。
[0052] そ こ で、 上記各工程を用 い た場合を例 に と り 説明す る 。
[0053] 最初 に、 メ イ ン ノレ ー メ ン 1 0お よ びサ イ ド ノレ ー メ ン 1 2を有 し 、 先端部お よ び本体部が略同一外径の カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 を形成する 。 こ の カ テ ーテ ルチ ュ ー ブ 2 の成形は、 押 し 出 し成形、 金型成形な ど公知の方法に よ り 行 う こ と がで き る 。 好ま し く は、 メ イ ン ル ー メ ン お よ びサ イ ド ル ー メ ン と な る 部分 に気体を導入 し つつ 、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを形成す る 樹脂を溶融状態にて、 口金 (例えば環状の 口金) よ り 押 し 出 し、 成形す る こ と がであ る 。 ま た、 第 2 図に示す も の と、 同様に、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の メ イ ン ルー メ ン 1 0を形成 す る 内壁中に X線造影線 2 3を埋設す る こ と が好ま し い。 上 記の よ う な、 先端よ り 本体部ま で同一外径の カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 を形成 し た後、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端よ り や や後端側に設け ら れ る バ ル ー ン 4 の固着部 と な る 小径部 7 を形成す る 。 こ の小径部 7 の形成は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ の研摩、 化学的処理、 熱処理、 引 き伸ば し な ど ま た はそ れ ら の組み合わせ に よ り 行 う こ と がで き る 。 小径部 7 は、 バ ル ー ン 4 を被嵌 し た状態にて、 他の カ テ ー テ ル本体部分 と 略同一外径 と な る よ う に 、 バ ル ー ン の肉厚分 と ほ ぼ等 し い 厚 さ 分だ け小径 と す る 。 研摩に よ る方法、 化学的処理に よ る 方法、 熱処理に よ る 方法お よ び引 き 伸ば し に よ る 方法 と し て は、 上述 し た方法が好適に用い ら れ る 。
[0054] 小径部の好ま し い形成方法 と し て は、 引 き伸ば し ま たは研 磨に よ る 方法であ る 。
[0055] そ し て、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端よ り やや後端側に設 け ら れ る バ ル ー ン 4 と サ イ ド ル 一 メ ン 1 2と を連通す る 連通 孔 1 5を設け る 。 こ の工程は、 上記の小径部を形成す る 工程 前に行 っ て も よ い。 連通孔 1 5は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の 外方よ り サ イ ド ル ー メ ン 1 2と 連通す る 孔を穿設す る こ と に よ り 形成す る こ と がで き る 。
[0056] そ し て、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2内 に、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の 先端開口端 よ り 充填剤 2 2を封入 し 、 目止め し て、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2を閉塞す る 。 側孔 1 3を設け る 場合は、 こ の 目止め は、 側孔 1 3の後端を越え て連通孔 1 5付近に至 る ま で行 う こ と が好適で あ る 。
[0057] カ テ ー テ ル本体 1 の成形は 、 上記の よ う な工程に 限 ら れな い。 例え ば、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 を押 し 出 し な ど に よ り 形成す る と き に、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2が先端 ま で開口せず、 先端よ り や や後方の位置よ り 形成 さ れた 力 テ 一 テ ルチ ュ ー ブを形成 し た後、 連通孔 1 5お よ び小径部 7 を形成す る 方法 で も よ い。 ま た カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 を押 し 出 し な ど に よ り 形成す る と き に、 先端部が小径部 7 と な っ て い る カ テ 一 テ ルチ ュ ー ブを形成 し た後、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2の 閉塞お よ び連通孔 1 5を形成す る 方法で も よ い。 ま た、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 を押 し 出 し な どに よ り 形成す る と き に、 サ イ ド ル ー メ ン 1 2が先端 ま で開口せず、 先端 よ り や や後方の位置 よ り 形成 さ れ、 か つ先端部が小径部 7 と な っ て い る カ テ ー テ ル チ ュ ー ブを形成 し た後、 連通孔 1 5を形成す る 方法な どで も よ い 。
[0058] 次に、 連通孔 1 5お よ び小径部 7 が形成 さ れた カ テ ー テ ル チ ュ — ブ 2 にバ ルー ン 4 を固着 し 、 さ ら にバ ル ー ン 4 の先端 と カ テ ー テ ル本体 1 の先端と の間 に溶融状態の軟質樹脂 8 を 力 テ ー テ ル本体 1 の先端に向か つ て テ ー パ ー状に縮径す る よ う に補填 し、 固化 さ せ る 。
[0059] バ ル ー ン 4 は、 カ テ ー テ ル本体 1 の小径部 7 の外径 と ほぼ 等 し い内径を有す る短円筒状の も の を予め合成樹脂 (例え ば、 シ リ コ ー ン ゴ ム ) に て成形 し、 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブ の 小径部 7 上にかつ連通孔 1 5を覆 う よ う に被嵌 し 、 両端内面 を接着剤に よ り 液密に固着す る 。 バ ル ー ン 4 が固着 さ れた 状態にて、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブは、 他の部分 と略同一外径 と な っ て い る 。 そ し て、 バ ル ー ン の先端 と カ テ ー テ ル本 体 1 の先端 と の間に溶融状態の軟質樹脂 8 を カ テ ー テ ル本 体 1 の先端に向か っ て テ ー パ ー状に縮径す る よ う に、 溶融 状態の軟質樹脂を浦-填す る 。 好ま し く は、 モ 一 夕 一 と 連動 す る 芯金を メ ィ ン ル ー メ ン に揷入 し て カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ を回転 さ せつ つ バルー ン 4 の先端 と 力 テ ー テ ル チ ュ ー ブ 1 の先端 と の間に補填 し 、 先端に向か う ほ ど肉薄 と な る よ う に補填す る 。 よ り 好 し く は、 力 テ ー テ ルチ ユ ー ブを回転 さ せつ つ合成樹脂を 填す る と と も に、 fe填 さ れた溶融状 態の合成樹脂にバル一 ン 4 方向よ り 力 テ ー テ ル チ ュ ー ブの 先端方向に ェ ア ー ノ ズルな どを用 いて エ ア ー を吹 き 付け合 成樹脂を先端に向か う ほ ど肉薄 と な る テ 一 パ一伏に補填す る こ と であ る 。 ま た、 上記の よ う に 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブを 回転 さ せつ つ溶融状態の合成樹脂を補填す る 樹脂補填用 ノ ズル を カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの軸方向に相対移動 さ せ 、 力 テ 一テ ルチ ュ ー ブの先端方向に向か う ほ ど肉薄 と な る テ ー パ 一状 に補填す る こ と も 好 ま し い。 合成樹脂を補填す る 樹脂 捕填用 ノ ズルを カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの軸方向 に栢対移動 さ せ る こ と と は、 上記ノ ズ ルを移動 さ せ る こ と 、 ま た ノ ズ ル を固定 し てお き カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを移動 さ せ る こ と さ ら に ノ ズ ル お よ び カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの両者を移動 さ せ る こ であ る 。 軟質樹脂 と し て は、 第 1 図に示 し た実施例の説明 に お いて述べた も の が好適に使用で き る 。
[0060] さ ら に、 第 4 図 に示 さ れ る よ う に、 バ ル ー ン 4 の後端 と 小 怪部 7 の後端 と の間 に凹部 9 が形成 さ れて い る 場合 に は、 こ の凹部 9 に も 軟質樹脂を補填す る こ と が好 ま し い。 軟質 樹脂 と し て は、 上述 も の が好適 に使用で き る 。 補填方法 と し て は、 上記の よ う に カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを回転 さ せ つ つ 凹部 9 に溶融状態の 合成樹脂を補填 し 、 かつ カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の軸 と 直行方向 よ り 補填 さ れた樹脂に エ ア ー ノ ズ ルな ど用 いて エ ア ー を吹 き 付け、 凹部 9 の外径が他の 力 テ 一 テ ルチ ュ ー ブ部分 と 略同一 と な り 全体に均一 に な る よ う に補 填す る こ と が好ま し い。 さ ら に、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の 先端を、 軟質樹脂 8 に よ り 形成 さ れた テ ー パ ー面 と 連続す る テ ー パ ー面 と な る よ う に湾曲部 6 と す る こ と が好 ま し い。 こ の方法 と し て は 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端を テ ー パ -状 に肖 り 取 る 方法が考え ら れ る 。 具体的 に は、 力 テ ー テ ノレ チ ュ ー ブ 2 内に、 芯金を挿入 し 、 回転 さ せ る と と も に、 砥石を カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端に当てて、 テ ー パ ー状 に削 り 取る こ と に よ り 行 う こ と がで き る 。 ま た、 バル ー ン 4 の先端部 と カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ 2 の先端部間に補填す る 軟質樹脂を、 多め に補填 し 、 軟質樹脂にて、 カ テ ー テ ル チ ュ 一 ブの先端部が滑 ら か に、 テ ー パ ー状に被覆 さ れる よ う に 補填す る こ と に'に よ り 行 っ て も よ い。 こ の工程は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの成形後であ れば何時行 っ て も よ い。
[0061] そ し て 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ 2 の先端 と 小径部 7 と の 間 の 位置に メ ィ ン ルー メ ン 10と 外部 と を連通す る 側孔 13を設け て も よ い。 こ の工程は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ成形後であ れ ば何時行 っ て も よ い。 側孔 13は、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ の外 方よ り メ イ ン ル ー メ ン と 連通す る 孔を穿設す る こ と に よ 'り 形成す る こ と がで き る 。
[0062] 次に、 本発明'の実施例 につ いて説明す る 。
[0063] [実施例 1 ]
[0064] シ リ コ ー ン ゴ ム (信越ポ リ マ ー株式会社製、 MP- 21、
[0065] M- 200, 200 % モ ジ ュ ラ ス 、 7QKg/cm2、 シ ョ ァ A硬度約 60°、 破断強度 75Kg/cm2、 伸ぴ 700% ) を用いて、 メ イ ン ル ー メ ン (径 2. S EE )と サ イ ド ル ー メ ン (径 0. ππ~)と を有 し 、 肉厚内に X線造影 ラ イ ン を有す る カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ
[0066] (外径 5. 2ππ) を押 し出 し成形に よ り 作成 し た。 X線造影 ラ イ ン は、 X線造影剤 と し て硫酸バ リ ゥ ム を混合 し た シ リ コ ー ン ゴ ム を押 し 出す押出機の ノ ズ ルを、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ を形成す る シ リ コ ー ン ゴ ム の押出機の ノ ズル に 連結 し 、 同時 に押出す こ と に よ り 、 X線造影 ラ イ ン を 力 テ ー テ ル チ ュ ー ブ の 肉厚内 に形成 し た。
[0067] そ し て 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の先端 よ り 20 ;¾〜 45i¾ の部 分を全周 にわ た っ て 、 上記 シ リ コ ー ン ゴ ム が、 半加硫状 態の と き に、 バ ル ー ン を装着す る 部分の み引 き 伸ば し 、 そ の'部分を他の部分よ り 外径を約 1 ;«、 小径 と し 、 さ ら に熱風を あ てて加硫硬化 さ せた。 こ の小径部に外部 よ り サ イ ド ル 一 メ ン と 連通す る 連通孔を ポ ン チ を用 いて穿設 し た 。 さ ら に 、 シ リ ン ジ に充填剤 ( シ リ コ ー ン R T V ゴ ム ) を入れ、 シ リ ン ジ の先端をサ イ ド ル ー メ ン の先端 に 挿入 し 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の先端 よ り 充填剤をサ イ ド ル 一 メ ン 内に注入 し 、 サ イ ド ル 一 メ ン の先端部を封止 し
[0068] / 0
[0069] そ し て 、 シ リ コ ー ン ゴ ム (信越ポ リ マ ー株式会社製、 MP -34T. M-300, 300% モ ジ ュ ラ ス 、 8 Kg/cm2、 シ ョ ァ A 硬 度約 30° 、 破断強度 60Kg/cm2、 伸び 840 % )に て形成 し た 、 さ Ϊ ππ、 内径 4. 0 、 肉厚 0. 5 、 外径 5. 0;Κ ;Ηの 円 筒状の バ ル ー ン を、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の小径部 に被嵌 し 、 そ の両端部を接着剤 ( シ リ コ ー ン R Τ V ゴ ム ) に て 液密に固着 し た。 そ し て、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブに芯金を 挿入 し 、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを回転 さ せ な 力 ら 、 さ ら に カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の基端側か ら先端に向か っ て エ ア ー を流 し た状態 に て、 バ ル ー ン の両端部 と カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の小径部の両端部間の凹部 に溶融状態の シ リ コ ー ン R T V ゴ ム を捕填 し滑 ら かな捕填面を形成 し て、 バ ル一 ン を含む 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブ全体にわた り 外径が略同一 と な る も の を形成 し た。
[0070] そ し て、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端に シ リ コ ー ン ゴム
[0071] (信越ポ リ マ ー株式会社製、 MS- 15TB) に X線造影剤 と し て硫酸バ リ ウ ム を含有 し た も の を用いて形成 し た先端 封止部材を嵌入 し、 固着 し た。 さ ら に、 カ テ ー テ ルチ ュ 一ブに芯金を挿入 し 、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを回転 さ せ な が ら 、 さ ら に カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの基端側か ら先端に向 か っ て エ ア ー を流 し た伏態にて、 先端封止部材 と カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ の先端 と の段差部分に溶融状態の シ リ コ ー ン R T V ゴ ム を補填 し 、 滑 ら かな被膜を形成 し た。
[0072] そ し て、 バ ルー ン と 先端封止部材 と の間に、 外方か ら 、 メ イ ン ルー メ ン と連通す る 連通孔を ポ ン チ を用 いて、 対 向す る よ う に 2 っ穿設 し た。 そ し て、 シ リ コ ー ン ゴ ム に て形成 し た、 コ ネ ク タ 部材を、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの後 端に、 そ の液注排出路が メ イ ン ルー メ ン と連通 し 、 バ ル ー ン膨張流体注入路がサ イ ド ル ー メ ン と連通す る よ う に 固着 し た。 そ し て、 バ ル ー ン膨張液体注入路端部に、 逆 止弁を収容 し た。
[0073] [実施例 2 ]
[0074] シ リ コ ー ン ゴ ム (信越ポ リ マ ー株式会社製、 MP- 21、 M - 2 00 , 200% モ ジ ュ ラ ス 、 70Kg/cm2、 シ ョ ァ A 硬度約 60。 、 破断強度 75Kg/cm2、 伸び 700 % ) を用いて、 メ イ ン ル 一 メ ン (径 2. 8ffi¾z)と サ イ ド ノレ ー メ ン (径 0. 6)¾2 と を有 し 、 肉厚内に X線造影 ラ イ ン を有す る カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ(外
[0075] ' . ϊπτι を押 し 出 し成形に よ り 作成 し た。 X線造影 ラ イ ン は、 X線造影剤 と し て硫酸バ リ ウ ム を混合 し た シ リ コ ー ン ゴ ム を押 し 出す押出機の ノ ズ ルを、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブを形成す る シ リ コ ー ン ゴ ム の押出機の ノ ズ ル に連結 し 、 同時 に押出す こ と に よ り 、 X線造影 ラ イ ン を カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の肉厚内に形成 し た。 '
[0076] そ し て、 力 テ ー テ ル チ ュ ー ブの先端よ り 約 25 を全周 に わ た っ て均一に厚 さ 約 0. 5 研摩 し て、 削 り と り 、 小怪 部を形成 し た。 研摩 と し て は、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ内に、 芯金を挿入 し て、 回転 さ せ る と と も に、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端 に 口 ラ ー型の研磨機を接触 さ せて行 っ た。
[0077] こ の小径部 に外部 よ り サ イ ド ル ー メ ン と 連通す る 連通孔 を ポ ン チ を用いて穿設 し た。 さ ら に、 シ リ ン ジ に充填剤 ( シ リ コ ー ン R T V ゴ ム ) を入れ、 シ リ ン ジ の先端をサ ィ ド ル 一 メ ン の先端 に挿入 し 、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の先 端 よ り 充填剤を サ イ ド ル ー メ ン 内に注入 し 、 サ イ ド ル ー メ ン の先端部を封止 し た。
[0078] そ し て 、 シ リ コ ー ン ゴ ム (信越ポ リ マ ー株式会社製、 MP -34TS M- 300, 300 % モ ジ ュ ラ ス 、 8 Kg/cm 2、 シ ョ ァ A硬 度約 30° 、 破断強度 60Kg/c m 2、 伸び 840 %' )に て形成 し た 、 長 さ 22zz¾、 内径 4. 0 ϋζ、 肉厚 0. 5 、 外径 5. 0κζ¾の 円 筒状のバ ル ー ン を、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの小径部 に被嵌 し 、 そ の両端部を接着剤 ( シ リ コ ー ン R T V ゴ ム ) に て 液密に固着 し た。
[0079] そ して、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ に芯金を掙入 し 、 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブを回転 さ せ なが ら 、 さ ら に カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの基端側か ら先端に向か っ て ヱ ァ ー を流 し た状態にて、 パ ルー ジ の先端 と カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端 と の間に溶 融状態の合成樹脂 ( シ リ コ ー ン R T V ゴ ム ) を、 捕填 し 、 バ ル 一 ン の先端よ り 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端方向 に縮 径す る部分を形成 し た。
[0080] さ ら に、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブに芯金を挿入た状態にて、 カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ を回転 さ せ な が ら 、 さ ら に 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブの基端側か ら先端に向か っ て エ ア ー を流 し た 状態にて、 バル一 ン の後端 と 力 テ ー テ ル チ ュ ー ブの小径 部の後端と の間に溶融状態の シ リ コ ー ン R T V ゴ ム を補 填 し滑 ら かな捕填面を形成 し て、 バ ル ー ン の後端部分の カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの外径を略同一 と し た。 さ ら に、 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブに芯金を挿入 し 、 回転 さ せ る と と も に、 力 テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端に 口 ラ 一型の研磨機を接触 さ せ、 カ テ ー テ ルチ ー ブの先端を丸み を帯びた テ ー パ ー 状に加工 し た。
[0081] そ し て、 ノ' ル ー ン と カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの先端 と の間 に 、 外方か ら 、 メ イ ン ル ー メ ン と連通す る連通孔を ポ ン チ を 用いて、 対向す る よ う に 2 っ穿設 し た。 そ し て、 シ リ コ ー ン ゴ ム にて形成 し た コ ネ ク タ 部材を、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ の後端に、 そ の液注排出路が メ イ ン ル ー メ ン と 連通 し 、 バ ル ー ン膨張流体注入路がサ イ ド ルー メ ン と 連通す る よ う に固着 し た。
[0082] そ し て、 バ ル ー ン膨張液体注入路端部 に、 逆止弁を収容 し た。
[0083] - 本発明の バ ル ー ン カ テ ー テ ル の作用 を第 1 図 に示 し た実 施例 の バ ル 一 ン カ テ 一 テ ルを用 い て説明す る 。
[0084] バ ル ー ン カ テ ー テ ル は、 そ の先端よ り 、 尿道 に掙入 さ れ る 。 こ の挿入 に お いて必要に よ り 、 メ イ ン ノレ ー メ ン 1 G内 に、 ス タ イ レ ツ ト を揷入 し て、 バ ル ー ン カ テ ー テ ル が折れ曲力、 ら な い よ う に し て挿入す る 。 そ し て、 バ ル ー ン 4 が、 膀胱 内に入 っ た状態 に達 し た後 ( こ れは、 例 え ば X線造影 に よ り 確認 さ れ る 。 ) 、 図示 し な い シ リ ン ジ を逆止弁 1 7に接続 し て シ リ ン ジ 内の滅菌水ま た は生理食塩水等の膨張用液体 をサ イ ド ル ー メ ン 1 2を介 し て注入す る 。 こ の膨張用液体の 注入 に よ り 、 第 1 図の点線で示 さ れ る よ う に バル ー ン 4 は 膨張 し 、 膨張 し た バ ル ー ン 4 に よ り バ ル ー ン カ テ ー テ ル が 膀胱お よ び尿道よ り 離脱す る の を 防止 し 、 膀胱内 に留置 さ れ る 。 こ の留置後、 コ ネ ク タ 部材 5 の接続口 1 6 a に蓄尿バ ッ グ (図示せず) と 接続 さ れた チ ュ ー ブの先端を接続す る 。 膀胱内の尿等の老廃物は側孔 1 3よ り メ ィ ン ルー メ ン 1 G内を 通 り 、 さ ら に コ ネ ク タ 部材 5 の注液排出路 1 6を通 っ て 、 蓄 尿ノ ッ グに流入す る 。 バ ル ー ン カ テ ー テ ル を尿道 よ り 取 り 出す際に は、 逆止弁 1 7に シ リ ン ジ を接続 し て開弁 し 、 シ リ ン ジ に て膨張用液体を吸引 し 、 パ ル ー ン 4 を収縮 さ せた後、 抜去す る 。
[0085] ま た、 バ ル ー ン カ テ ー テ ルは、 膀胱内結石の治療に お いて 細か く 粉碎 し た結石を尿道か ら排出 さ せ る 場合に も 使用 さ れる 。 バ ル ー ン カ テ ー テ ルを膀胱お よ び尿道に留置 し た後、 コ ネ ク タ 部材 5 の接続口 1 6 a に ·滅菌水ま た は生理食塩水等 の洗浄水を収容 し た大型の シ リ ン ジ を接続 し、 洗浄水をバ ル ー ン カ テ ー テ ルを通 し て膀胱内に送 り こ んだ後、 シ リ ン ジを吸引す る こ と に よ り 膀胱内の洗浄水を結石と と も に シ リ ン ジ内に回収す る 。 結石の回収が行な われ る ま で シ リ ン ジ内の洗浄水を換えて繰 り 返 し行 う 。
[0086] - 産業上の利用可能性
[0087] 本発明のバ ル ー ン カ テ ー テ ル は、 互い に並行 し て形成 さ れた先端が閉塞 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し た サ イ ド ル ー メ ン と 、 先端部付近に該メ イ ン ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 側孔を有す る カ テ ー テ ル本体 と 、 前記側孔近 傍でかつ前記側孔よ り も該カ テ ー テ ル本体の基端側の位置 に て該カ テ ー テ ル本体の所定長を囲繞 し かつ前記サ イ ド ル ー メ ン と連通す る よ う に固着 さ れた バ ル ー ン と を有す る ノ、、 ル ー ン カ テ 一 テ ル に お いて、 前記力 テ ー テ ル本体の前記バ ル ー ン 固着部お よ びそ の付近は、 前記バ ル ー ン を固着 し た 状態にて該カ テ 一 テ ル本体の他の部分の外径 と略同一外径 と な る よ う に形成 さ れた小径部 と な っ て お り 、 該小径部の 一部 に前記バ ル ー ン は固着 さ れて お り 、 さ ら に 、 前記バ ル 一 ン の両端部 と該カ テ ー テ ル本体の小径部の両端部間に は、 軟質樹脂が補填 さ れて い る も の で あ る 。
[0088] ま た、 本発明のバ ル ー ン カ テ ー テ ル は、 互い に並行 し て 形成 さ れた先端が開口 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉 塞 し た サ イ ド ル ー メ ン と を有す る カ テ ー テ ル本体 と 、 該カ テ 一 テ ル本体の先端部付近に該カ テ — テ ル本体の所定長を 囲繞 し かつ前記サ イ ド ル ー メ ン と 連通す る よ う に固着 さ れ た ノ ' ル ー ン と を有す る ノ ' ル ー ン カ テ ー テ ル に お い て、 前記 カ テ ー テ ル本体の先端部は、 前記バ ル ー ン を固着 し た状態 に て 力 テ ー テ ル本体の他の部分の外径 と 略同一外径 と な る よ う に形成 さ れた小径部 と な っ て お り 、 該小怪部の一部に 前記バ ル ー ン は固着 さ れて お り 、 さ ら に、 前記バ ル ー ン の 先端 と 該カ テ ー テ ル本体の先端 と の間に は、 カ テ ー テ ル本 体の先端に向か っ て テ ー パ ー状 に縮怪す る よ う に軟質樹脂 が補填 さ れて い る も の で あ る 。
[0089] よ っ て 、 本発明の バ ル ー ン カ テ ー テ ル は、 カ テ ー テ ル本体 の外周 にバ ル ー ン を固着 し た タ イ プの バ ル ー ン カ テ ー テ ル で あ っ て も 、 ノ、、 ル ー ン を含む カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ は 、 全体 に わ た り 外径が略同一であ り 、 バル ー ン が外方に突出 し て い な い。 よ っ て、 突出す る バ ル ー ン部分が挿入 さ れ る 挿入 部処に お いて、 生 じ る お そ れの あ る 患者への苦痛を少な く す る こ と がで き る 。 さ ら に、 バ ル ー ン部分が突出 し て い な い た め 、 1 サ イ ズ下の ノ、' ル ー ン カ テ ー テ ノレを使用す る こ と な く 、 バ ル ー ン の大 き さ を考慮す る こ と な く 、 実際に適用 可能な サ イ ズの バ ル ー ン カ テ ー テ ルを使用で き る た め、 体 液の排出お よ び薬液お よ ぴ洗浄水な どの注入効率が向上す さ ら に、 本発明のバル ー ン カ テ ー テ ル の製造方法は、 互 い に並行 し て形成さ れた先端が閉塞 し た メ イ ン ル ー メ ン ぉ よ び先端が閉塞 し たサ イ ド ル ー メ ン と 、 先端部付近に該 メ ィ ン ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 側孔を有す る カ テ ー テ ル 本体 と 、 前記側孔近傍で可撓性前記側孔よ り も 該カ テ ー テ ル本体の基端側の位置にて該カ テ ー テ ル本体の所定長を囲 鐃 し かつ前記サ イ ド ル ー メ ン と連通す る よ う に固着 さ れた パ ル一 ン と を有す る バ ル一 ン カ テ ー テ ルの製造方法に お い て、 メ イ ン ルー メ ン お よ びサ イ ド ル ー メ ン を有 し、 先端部 お よ び本体部が略同一外径の カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを形成す る 工程 と 、 該カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの先端にて前記メ イ ン ル ー メ ン を先端封止部材にて閉塞 し て 力 テ ー テ ル本体を形成 す る 工程 と 、 前記カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの先端よ り やや基端 側の位置にパル一 ン:の固着部 と な る 小径部を形成す る 工程 と 、 前記カ テ ー テ ルチ ュ ニ ブの前記小径部ま た は小径部 と な る 位置に前記サ イ ド ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 連通孔 を形成す る 工程 と 、 前記連通孔が設け ら れた カ テ ー テ ル チ コ ー ブの小径部にバル ー ン を固着 し 、 さ ら に該バル ー ン の両 端部 と該カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの小径部両端部間に溶融状態 の軟質樹脂を補填 し 、 固化 さ せ る 工程 と 、 前記カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの先端 と 前記小径部 と の間に前記 メ イ ン ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 側孔を形成す る 工程 と を有す る も の で め 0
[0090] ま た、 本発明の製造方法は、 互い に並行 し て形成 さ れた 先端が開口 し た メ ィ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し た サ イ ド ル ー メ ン と を有す る カ テ ー テ ル本体 と 、 該カ テ ー テ ル本 体の先端部付近に該カ テ ー テ ル本体の所定長を囲繞 し かつ 前記サ イ ド ル ー メ ン と 連通す る よ う に固着 さ れた バ ル ー ン と を有す る バ ル ー ン カ テ ー テ ル の製造方法に お いて、 メ イ ン ル ー メ ン お よ び サ イ ド ノレ ー メ ン と 、 該サ イ ド ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 連通孔 と を有 し 、 かつ連通孔を含む先端 部が小径部 と な っ て い る カ テ ー テ ル本体を形成す る 工程 と 、 前記連通孔が設け ら れた カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の小怪部の一 部にバ ル ー ン を固着す る 工程 と 、 固着 さ れた バ ル ー ン の先 端部 と 前記 力 テ ー テ ル本体の先端部 と の 間 に溶融状態の軟 質樹脂を カ テ ー テ ル本体の先端に向か っ て テ ー パ ー状 に縮 径す る よ う に補填 し 、 固化 さ せ る 工程 と と を有す る も の で の る 。
[0091] よ っ て 、 上記の本発明のバ ル ー ン カ テ ー テ ル を容易かつ確 実に製造 f る こ と が で き る 。
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲 互い に並行 し て形成 さ れた先端が閉塞 し た メ ィ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し たサ イ ド ル ー メ ン と 、 先端部付 近に該 メ イ ン ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 側孔を有す る カ テ ー テ ル本体と 、 前記側孔の近傍でかつ前記側孔よ り も該カ テ ー テ ル本体の基端側の位置にて該カ テ ー テ ル本 体の所定長を囲繞 し かつ前記サ イ ド ルー メ ン と 連通す る よ う に固着 さ れた ノ、ル ー ン と を有す る ノ、ル ー ン カ テ ー テ ル に お い て 、 前記力 テ ー テ ル本体の前記バル一 ン 固着部 お よ びそ の付近は、 前記バ ルー ン を固着 し こ状態にて該 カ テ ー テ ル本体の他の部分の外径 と略同一外径 と な る よ う に形成 さ れた小径部 と な っ て お り 、 該小径部の一部に 前記バ ル ー ン は固着 さ れてお り 、 さ ら に、 前記バル 一 ン の両端部 と該カ テ ー テ ル本体の小径部の両端部間に は、 軟質樹脂が補填 さ れて い る こ と を特徴 と す る バル一 ン カ テ ー テ ノレ'。
互い に並行 し て形成 さ れた先端が開口 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し たサ イ ド ル ー メ ン と を有す る 力 テ 一 テ ル本体 と 、 該カ テ ー テ ル本体の先端部付近に該 カ テ 一 テ ル本体の所定長を囲繞 し かつ前記サ イ ド ル ー メ ン と連通す る よ う に固着 さ れた バル ー ン と を有す る バ ル一 ン カ テ ー テ ル に お いて 、 前記力 テ 一 テ ル本体の先端部は 、 前記バル一 ン を固着 し た状態にて 力 テ ー テ ル本体の他の 部分の外径 と 略同一外径 と な る よ う に形成 さ れた小径部 と な っ て お り 、 該小径部の一部に前記バ ル ー ン は固着 さ れて お り 、 さ ら に、 前記ノ ル ー ン の先端 と 該 カ テ ー テ ル 本体の先端 と の間 に は、 カ テ ー テ ル本体の先端 に向か つ て テ ー パ ー状に縮径す る よ う に軟質樹脂が補填 さ れて い る こ と を特徴 と す る バ ル ー ン カ テ ー テ ル 。
3. 前記軟質樹脂は、 寸法安定性が良好で、 弾性を有 し 、 かつ前記カ テ ー テ ル本体に対 し て接着性を有す る も の で あ る 請求の範囲第 1 項 ま た は第 2 項に記載の バ ル 一 ン カ テ ー テ ノレ 。
4. 前記軟質樹脂は 、 前記カ テ ー テ ル本体を構成す る 材質 と 同等の弾性を有す る も のであ る 請求の範'囲第 1 項 ま た は第 2 項に記載のバ ル ー ン カ テ ー テ ル 。 -
5: 前記軟質樹脂は 、 ポ リ ウ レ タ ン 、 ブ チ ル ゴ ム 、.. ァ ク リ ル樹脂、 お よ び シ リ コ 一 ン ゴ ム よ り な る 群か ら 選ばれた
1 種の も ので あ る 請求の範囲第 1 項 ま た は第 2 項 に記載 の ノ 、 ル ー ン カ テ ー テ ル 。
6. 前記カ テ ー テ ル本体は、 可撓性合成樹脂 ま た は ゴ ム に て形成 さ れて い る も の で あ る 請求の範囲第 1 項ま た は第 2 項 に記載の バ ル 一 ン カ テ ー テ ル 。
7 . 前記可撓性合成樹脂 は、 ウ レ タ ン樹脂、 軟質塩化 ビ ニ ル樹脂、 ポ リ オ レ フ イ ン エ ラ ス ト マ 一 、 ポ リ ア ミ ド エ ラ ス ト マ 一 、 ポ リ ス チ レ ン系 エ ラ ス ト マ 一 の いずれ力、で あ る 請求の範囲第 6 項 に記載の バ ル ー ン カ テ ー テ ル 。 前言己ゴ ム は、 シ リ コ ー ン ゴム 、 ブチ ル ゴ ム 、 ィ ソ プ レ ン ゴ ム 、 ス チ レ ン .ブ タ ジ エ ン ゴ ム の いずれか で あ る 請 求の範囲第 6 項に記載のバ ル ー ン カ テ ー テ ル。
前記カ テ ー テ ル本体の先端は、 前記テ ー パ ー状に縮径 す る よ う に補填 さ れた軟質樹脂の テー パ ー面 と連続 し て 先端に向か っ て テー パ ー状に縮径 し て い る 請求の範囲第 2 項に記載のバ ル ー ン カ テ ー テ ル。
. 互い に並行 し て形成 さ れた先端が閉塞 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し たサ イ ド ル ー メ ン と を有 し、 か つ先端部付近に該メ ィ ン ルー メ ン と外部 と を連通す る 側 孔を有す る カ テ ー テ ル本体 と 、 前記側孔の近傍でかつ前 記側孔よ り も該カ テ ー テ ル本体の基端側の位置にて該カ テ ー テ ル本体の所定長を囲繞 し かつ前.記サ イ ド ル ー メ ン と連通す る よ う に固着 さ れたバ ル ー ン と を有す る バ ル一 ン カ テ ー テ ル の製造方法において、 メ イ ン ル ー メ ン お よ びサ イ ド ル ー メ ン を有 し 、 先端部お よ び本体部が略同一 外径の カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを形成 し た後、 該カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の先端にて前記 メ ィ ン ル ー メ ン を先端封止部材 にて閉塞 し て カ テ ー テ ル本体を形成す る 工程 と 、 前記力 テ 一 テ ル チ ュ ー ブ の先端よ り や や基端側の位置に前記バ ル ー ン の固着部 と な る 小径部を形成す る 工程 と 、 前記力 テ ー テ ル チ ュ ー ブの前記小径部ま たは小径部 と な る 位置 に 、 前記サ イ ド ル ー メ ン と外部 と を連通す る 連通孔を形 成す る 工程 と 、 -前記連通孔が設け ら れた カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ の小径部の一部に バ ル ー ン の両端部を固着 し 、 さ ら に該バ ル ー ン の両端部 と 該カ テ ー テ ルチ ュ ー ブ の小径部 の両端部間 に溶融状態の軟質樹脂を補填 し 、 固化 さ せ る 工程 と 、 前記カ テ ー テ ル チ ュ ー ブ の先端 と 前記小径部 と の間 に前記 メ ィ ン ル ー メ ン と 外部 と を連通す る 側孔を形 成す る 工程 と を有す る こ と を特徵 と す る バ ル ー ン カ テ 一 テ ル の製造方法。
1. 互い に並行 し て形成 さ れた先端が開口 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び先端が閉塞 し た サ イ ド ル ー メ ン と を有す る 力 テ ー テ ル本体 と 、 該カ テ ー テ ル本体の先端部付近に該 カ テ ー テ ル本体の所定長を 囲繞 し かつ前記サ イ ド ル ー メ ン と連通す る よ う に固着 さ れた バル ー ン と を有す る バ ル一 ン カ テ ー テ ル の製造方法 に お い て、 メ イ ン ル ー メ ン お よ びサ イ ド ル ー メ ン と 、 該サ イ ド ル ー メ ン と 外部 と を連通 す る 連通孔 と を有 し 、 かつ連通孔を含む先端部が小径部 と な っ て い る カ テ ー テ ル本体を成形す る 工程 と 、 前記連 通孔が設け ら れた カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの小径部の一部に バ ル ー ン の両端部を固着す る 工程 と 、 固着 さ れたバ ル一 ン の先端部 と 前記力 テ ー テ ル本体の先端部 と の間 に溶融 状態の軟質樹脂を 力 テ ー テ ル本体の先端 に向か っ て テ ー パ ー状 に縮径す る よ う に補填 し 、 固化 さ せ る 工程 と を有 す る こ と を特徴 と す る バ ル ー ン カ テ ー テ ル の製造方法。2. 前記 カ テ ー テ ル本体を成形す る 工程 は、 先端か ら 後端 ま で 開 口 し た メ イ ン ル ー メ ン お よ び サ イ ド ノレ ー メ ン を 有 する カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを成形す る 工程 と 、 該サ イ ド ル 一メ ン の先端を閉塞す る 工程 と 、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの 先端部を小径部 とす る 工程 と 、 カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの先 端部にサ イ ド ルー メ ン と連通す る 連通孔を形成す る 工程 と か ら な る も のであ る請求の範囲第 1 1項に記載のバ ル一 ン カ テ ー テ ル の製造方法。
1 3. 前記サ イ ド ルー メ ン を閉塞す る 工程は、 前記バ ル ー ン を固着す る 工程お ょ ぴ ま た は前記軟質樹脂を補填す る 工程の後に行 う も ので あ る 請求の範囲第 1 2項に記載のバ ルー ン カ テ ー テ ル の製造方法。
14. 前記軟質樹脂の補填は、 前記カ テ ー テ ルチ ュ ー ブを回 転 させ なが ら捕填す る も のであ る 請求の範囲第 1 0項ま た は第 11項に記載の パル一 ン カ テ ー テ ル の製造方法。
15. 前記カ テ ー テ ルチ ュ ー ブの小径部は、 前記カ テ ー テ ル チ ュ ー ブの研摩、 化学的処理、 熱処理、 引 き 伸ば し の い ずれかま た は それら の組み合わせ に よ り 行 う も の で あ る 請求の範囲第 1 0項ま た は第 1 1項に記載のバル一 ン カ テ 一 テ ル の製造方法。
1 6. 前記軟質樹脂は、 寸法安定性が良好で、 弾性を有 し 、 かつ前記カ テ ー テ ル本体に対 し て接着性を有す る も の で あ る請求の範囲第 1 0項ま た は第 1 1項に記載のバル一 ン カ テ ー テ ル の製造方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-01-12| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU US |
1989-01-12| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): BE DE FR GB IT NL SE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP62/165918||1987-07-02||
JP62/165919||1987-07-02||
JP62165918A|JPH0346148B2|1987-07-02|1987-07-02||
JP62165919A|JPH0318904B2|1987-07-02|1987-07-02||AU19874/88A| AU1987488A|1987-07-02|1988-06-30|Balloon catheter and production thereof|
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